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LAB International社 成人喘息患者を対象にしたLAB CGRPの初期第2相試験の患者エンロールが完了

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2006-08-10 | コメント

2006年8月9日、LAB International Inc.は、軽度から中等度の成人喘息患者を対象にしたLAB CGRPの初期第2相試験の患者エンロールが完了したと発表しました。

この第2相試験では、メタコリン(metacholine)によって誘導される気管支過敏に対するLAB CGRPの効果をsalbutamol(サルブタモール)、プラセボと比較します。また、喘息患者におけるLAB CGRPの安全性・忍容性も評価します。

この試験には喘息患者12人がエンロールされました。この試験の結果は2006年3Q末までに発表される見込みです。

LAB CGRPは37アミノ酸で構成される天然の神経ペプチドです。このペプチドはアレルギー刺激に反応して肺で生成されます。前臨床試験の結果から、気管支拡張、気管支保護、抗炎症作用を有する優れた抗喘息薬となりうると示唆されています。

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