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UCB社 ドイツのSchwarz Pharma AGをおよそ44億ユーロ(56億ドル)で買収

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2006-09-26 | コメント

2006年9月25日、ベルギーのUCB社は、ドイツのSchwarz Pharma AGをおよそ44億ユーロ(56億ドル)で買収することで合意したと発表しました。

2つの中規模製薬企業の合体により、新規の神経・炎症疾患パイプラインを保有し、年間売り上げ33億ユーロを超える製薬企業が誕生します。研究開発費はおよそ7億7000万ドルとなります。

この買収により、Schwarz社の株主は、Schwarz社の株式一株あたり50ユーロの現金とUCB社の0.8735株分を受け取ります。

買収金額である44億ユーロはSchwarz社の2005年の売り上げのおよそ4倍に相当します。

UCB社は、工業用化学物質の製造会社として1928年に設立されました。当時は製薬部門は非常に小さかったのですが、1950年代に研究センターをセットアップしてトランキライザー・Ataraxを開発してから急速に製薬部門が拡大しました。また1970年代には記憶増強剤・Nootropilも製造しています。

Schwarz社は現在のCEO・Patrick Schwarz-Schuette氏の父・Rolf氏によって1946年に設立されました。Rolf氏とその父のAnton氏はReichelsheimの地元の宿のボールルームを借りて医薬品の製造を開始しました。最近3年間で、Schwarz社は独自の医薬品の開発開発を手がけるようになりました。

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