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Genta社 慢性リンパ球性白血病(CLL)患者を対象にしたGenasenseの臨床試験に関するFDAのSPAが完了

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2006-10-07 | コメント

2006年10月6日、Genta Incorporatedは、化学療法剤未治療の慢性リンパ球性白血病(CLL)患者を対象にしたGenasense (oblimersen sodium) 注射剤+化学療法の無作為化臨床試験に関するFDAのSpecial Protocol Assessment (SPA) が完了したと発表しました。

Genta社は、Genasenseと化学療法剤併用の承認申請をアメリカFDAに提出しており、審査結果が10月29日までにに通知される予定です。9月6日に開催されたFDA諮問委員会・Oncology Drug Advisory Committee (ODAC) では残念ながら承認は支持されていません。

今回SPAが完了した新たな試験を実施するかどうかは、現在の承認申請の状態をFDAと協議してから決めるとGenta社のCEO・Raymond Warrell氏は説明しています。

新たな試験は、化学療法剤未治療の慢性リンパ球性白血病(CLL)患者を対象にしてRituxan+fludarabine+GenasenseとRituxan+fludarabineの効果を比較するようにデザインされています。

承認申請資料中のピボタル試験では、再発・治療抵抗性CLL患者を対象にしてfludarabine+cyclophosphamide+Genasenseとfludarabine+cyclophosphamideの効果が比較されました。

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