マンノース結合レクチンレベルが高い2型糖尿病患者は死亡リスクが高い
Free!マンノース結合レクチン(mannose binding lectin、MBL)による炎症や補体活性化は糖尿病性血管合併症の病理に関与しているかもしれません。
デンマークのSteno Diabetes Centerを訪れた2型糖尿病患者326人を対象にした長期追跡調査の結果、ベースラインでMBLレベルが低かった2型糖尿病患者に比べてMBLレベルが高かった2型糖尿病患者は死亡するリスクが有意に高いと分かりました。
MBLレベルはCRPの死亡予測能力を強化すると分かりました。つまり、ベースラインでMBLとCRPレベルが共に低かった2型糖尿病患者に比べてMBLとCRPレベルが共に高かった2型糖尿病患者の死亡率は有意に高いと分かりました。
また、MBLとCRPレベルはミクロアルブミン尿やマクロアルブミン尿の発現リスク上昇と関連しました。
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