Genentech社 卵巣癌を対象にしたpertuzumabの第2相試験で“有望な結果”が得られた
Free!2007年1月5日、Genentech社は、白金製剤抵抗性の卵巣癌患者を対象にしたpertuzumab(2C4)+gemcitabine(ゲムシタビン)の第2相試験で有望な結果が得られたと発表しました。
RBC Capital Markets Corpのアナリスト・Jason KantorがGenentech社に「有望な結果(encouraging results)が得られたというのはプライマリーエンドポイント(無増悪生存)が達成できなかったということか?」と尋ねたところGenentech社はその通りと認めたとのことです。
Kantor氏の言っていることが正しいとすると、今回発表された第2相試験ではプライマリーエンドポイントが達成されていないことになります。
この試験の詳細な結果は、近々開催される医学学会で発表される予定です。
pertuzumabはHuman Epidermal Receptor(HER)の二量体化阻害剤です。以前はOmnitargとして知られていました。
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