GSKのNucalaが慢性閉塞性肺疾患悪化をプラセボ比で21%減らしたPh3試験報告
 ・ Nucalaの承認申請の状況を短く追記しました。
Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

ImClone社 結腸直腸癌に対するERBITUXの1stライン治療の効果を第3相試験で確認できた

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2007-01-11 | コメント

2007年1月10日、ImClone Systems社、Bristol-Myers Squibb社、Merck KGaA社は、未治療の転移性結腸直腸癌患者1000人超を対象にしたERBITUX (cetuximab) +FOLFIRI(イリノテカンをベースにした化学療法)の第3相試験(CRYSTAL試験)でプライマリーエンドポイント(無増悪生存期間の延長)を達成したと発表しました。

ImClone社の社長兼最高医学責任者・Eric Rowinsky氏は「この試験の結果から、転移性結腸直腸癌の1stライン治療にERBITUXを追加することのベネフィットの可能性が証明された」と説明しています。

このCRYSTAL試験はドイツのMerck KGaAによって実施されました。ImClone社は、北アメリカ以外の領域でのERBITUXの開発・販売でMerck KGaA社と提携しています。

このCRYSTAL試験の結果は2007年6月にシカゴで開催されるASCO年次総会で発表される予定です。

現在ERBITUXは結腸直腸癌の2ndライン治療薬として承認されています。

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