妊娠中に高血圧を来たした女性は後に冠動脈石灰化を起こすリスクが高い

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2007-02-09 | コメント

新たな試験の結果、妊娠中に高血圧を起こした女性は後の人生において冠動脈石灰化を発現するリスクが高いと示唆されました。

この試験では、地域住民ベースのコホート試験・PROSPECTに1993年から1997年にエンロールされた被験者から選んだ健康な閉経後女性491人を評価しました。

研究者等は2004-2005年にこれらの女性の冠動脈のカルシウムを測定しました。そして、これらの女性に妊娠中の血圧について尋ねました。

この結果、妊娠中に高血圧を発現した女性の方が妊娠中に高血圧を発現しなかった女性に比べて冠動脈石灰化を有するリスクが57%高くなっていました(オッズ比、1.57;95%信頼区間、1.04-2.37)。

この結果から、妊娠中の高血圧は後の人生における冠動脈石灰化リスク上昇と関連すると分かりました。

冠動脈石灰化は動脈硬化と関連することが知られています。

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