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Novo Nordisk社 NovoSevenへの脳出血の適応追加を断念

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2007-02-27 | コメント

2007年2月26日、Novo Nordisk社は、第3相試験が期待はずれの結果だったので、将来の成長にとってとても大事と考えられていた遺伝子組換え活性型第VII因子・NovoSeven(recombinant activated factor VII)への脳出血の適応追加承認申請はしないと発表しました。

第3相試験の結果、出血後15日時点での身体機能依存性や神経障害には改善が認められましたが、90日時点での死亡や重度の身体障害は改善が認められませんでした。

Novo Nordisk社は、今回の期待はずれの臨床試験結果は2007年の売り上げ予想には影響しないが将来の売り上げに影響すると説明しています。

第VII因子は活性型血小板の表面でのトロンビン合成を刺激し、血液凝固プロセスを強化します。

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