Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)
抗生物質で心不全を治療できるかもしれない
 ・ 誤記を訂正しました(心臓発作に、、、→心臓発作後に、、、)

全ての睡眠薬への安全性警告の追加をアメリカFDAが要請

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2007-03-15 | コメント

2007年3月14日、アメリカFDAは、睡眠の誘導・維持に使用される13の催眠鎮静処方薬を製造している全製薬会社に対して、重大なアレルギー反応(アナフィラキシー反応)や複雑な睡眠関連行動等の危険性に関する注意を医薬品のレーベルに追加するように要請したと発表しました。

複雑な睡眠関連行動には、睡眠中の運転(sleep driving、睡眠運転)等の症状が含まれます。睡眠運転とは、催眠鎮静薬を服用後に完全に覚醒していない状態で運転することです。

催眠鎮静薬の大部分の製造会社は、製品のレーベルに強力な警告を追加することに了承しているとのことです。

また、新たな試験を実施して催眠鎮静薬のリスクの頻度を調査するようにFDAは製薬会社に依頼しています。

以下の13の薬剤の製造会社に対してFDAは警告を追加するように要請しています。

Ambien/Ambien CR (Sanofi Aventis)
Butisol Sodium (Medpointe Pharm HLC)
Carbrital (Parke-Davis)
Dalmane (Valeant Pharm)
Doral (Questcor Pharms)
Halcion (Pharmacia & Upjohn)
Lunesta (Sepracor)
Placidyl (Abbott)
Prosom (Abbott)
Restoril (Tyco Healthcare)
Rozerem (Takeda)
Seconal (Lilly)
Sonata (King Pharmaceuticals)

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