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PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

研究開発生産性を向上させるためにビッグファーマはバイオテックと積極的に提携していく

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2007-03-29 | コメント

Tufts Center for the Study of Drug Development(Tufts CSDD)が開催した業界リーダーによる会議において「収益成長を今後5年間維持するという課題に立ち向かうべく、巨大製薬会社はバイオテック企業と積極的に提携して臨床開発と研究開発生産性を向上させていく」という結論が得られました。

2012年まで5-8%の年間収益成長を得ようと思ったら、大製薬会社は今から2012年までに12-50個の新製品を発売しなければなりません。年間に直すと2-9個です。

しかしTufts CSDDによると、過去5年間にトップ10の製薬企業が発売した1年あたりの新製品の数は僅かに0.6個です。

小・中規模企業やバイオテックは主に第1相試験や第2相試験を実施しており、彼等は新規化合物を効率よくビッグファーマに提供することができるTufts CSDDのディレクター・Kenneth I Kaitin氏は説明しています。

アメリカでの新規化合物の承認数は2001年から2004年にかけて29%上昇しましたが、全承認数に占める大製薬会社のシェアは67%から29%へと大幅に下落しています。

最良と思われる部分に自分達のリソースを集約し、非コアな部分はアウトソースする研究開発組織が最も成功を収める組織の1つとなるとTufts CSDDのKaitin氏は考えています。

Tufts CSDDが開催した委員会のディスカッションのサマリーがTufts CSDD R&D Management Reportとして100ドル(3月29日時点)で販売されています。

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