Genaera社 今後3ヶ月間で従業員をさらに30%削減する
Free!2007年4月10日、Genaera Corporationは、今後3ヶ月間で従業員を30%減らし、肥満の治療法候補・trodusquemine (MSI-1436) の開発にリソースを集約していくと発表しました。
Genaera社は2006年12月31日時点で43人の常勤従業員がいました。
1月には、血管新生(滲出型)加齢黄斑変性症(wet AMD)を対象にしたEVIZON (squalamine lactate) の臨床開発を中止し、およそ30人の従業員を削減するとGenaera社は発表しました(2007年1月5日BioToday)。
1月に発表したリストラに加えて今回の従業員削減が実施されます。
このニュースとは別に、5月1日付で辞任するJohn Skolas氏の後任としてLeanne Kelly氏をGenaera社はCFOに任命しました。
Genaera社がフォーカスしていくtrodusquemineは中枢に作用する食欲抑制剤です。体重を減らし、空腹時血糖と血中コレステロールレベルを正常化することが肥満動物モデルで確認されています。
in vitroやin vivoでの試験から、タンパク質チロシンホスファターゼ1B(PTP1B)の選択的な阻害などを介してtrodusquemineは効果を発揮すると考えられています。
trodusquemineに加えて、Genaera社は喘息治療薬候補・抗インターロイキン9(IL9)抗体も開発していきます。抗IL9抗体はMedImmune社と共同開発されています。
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