Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)
抗生物質で心不全を治療できるかもしれない
 ・ 誤記を訂正しました(心臓発作に、、、→心臓発作後に、、、)

Dyax Corp 遺伝性血管浮腫を対象にしたDX-88の第3相試験で良好な結果が得られた

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2007-04-14 | コメント

2007年4月12日、Dyax Corpは、遺伝性血管浮腫(HAE)を対象にしたDX-88 (ecallantide) の第3相試験(EDEMA3)でプライマリーエンドポイントを達成したと発表しました。

HAE発作を評価するために開発されたTreatment Outcome Score (TOS) で測定された4時間の症状改善(プライマリーエンドポイント)のP値は0.021でした。

この他に、2つのセカンダリーエンドポイントも統計的に有意な改善を示しました。

EDEMA3試験の詳細な結果は2007年4月17日にウェブ放送される予定です。

遺伝性血管浮腫はC1 エステラーゼ阻害因子 (C1-INH)の不足が原因でおこります。C1-INHは血管のカリクレインやセリンプロテアーゼを阻害します。DX-88はカリクレインを防ぐ作用を持ったC1-INHの類似物質です。

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