Dyax Corp 遺伝性血管浮腫を対象にしたDX-88の第3相試験で良好な結果が得られた
Free!2007年4月12日、Dyax Corpは、遺伝性血管浮腫(HAE)を対象にしたDX-88 (ecallantide) の第3相試験(EDEMA3)でプライマリーエンドポイントを達成したと発表しました。
HAE発作を評価するために開発されたTreatment Outcome Score (TOS) で測定された4時間の症状改善(プライマリーエンドポイント)のP値は0.021でした。
この他に、2つのセカンダリーエンドポイントも統計的に有意な改善を示しました。
EDEMA3試験の詳細な結果は2007年4月17日にウェブ放送される予定です。
遺伝性血管浮腫はC1 エステラーゼ阻害因子 (C1-INH)の不足が原因でおこります。C1-INHは血管のカリクレインやセリンプロテアーゼを阻害します。DX-88はカリクレインを防ぐ作用を持ったC1-INHの類似物質です。
- ・ 開発 > 臨床試験 > 第3相/ピボタル試験
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