Gilead Sciences社 良好な1Qの決算を発表
Free!2007年4月19日、Gilead Sciences社は、予想を上回る良好な1Qの決算を発表しました。
2007年1Qの全売り上げは、前年同期の6億9290万ドルから48%上昇して10億3000万ドルでした。
2007年の純利益は、前年同期の2億6300万ドルから大幅に上昇して4億740万ドルでした。
アナリストの予想は85セントでしたが、1株あたりの純利益はアナリストの予想を上回る85セントとなりました。
特にHIV薬の売り上げが好調でした。HIV薬の売り上げは前年同期から56%上昇して7億510万ドルでした。2剤合剤のHIV薬・Truvadaの売り上げは3億4590万ドルであり、昨年7月に承認された1日1回投与のHIV薬・Atriplaの売り上げは1億9020万ドルでした。
Gilead社の販売オペレーションの長・Kevin Young氏によると、治療を受けているAIDS患者の数は1Qに5%上昇して50万人に到達しました。
製品の売り上げだけでなくロイヤリティーや契約の収入も増加しています。1Qのロイヤリティーや契約収入は3倍以上上昇して1億8820万ドルでした。このうち1億6790万ドルは2006年4QのRoche社のタミフルの売り上げに由来しています。
またGilead社は発売間近の期待の新薬も有しています。
肺高血圧治療薬候補・ambrisentan(アンブリセンタン)は昨年12月にアメリカFDAに承認申請され、今年2月に承認申請が受理されました。この薬剤の審査結果は6月までに通知される見込みです。もし承認されると年間10億ドルを超える売り上げを稼ぎ出すブロックバスターになるとアナリストは推定しています。
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