Novartisの抗BAFF抗体ianalumabで血小板減少性紫斑病患者が1年超無事生存
 ・ 誤記を訂正しました(eltoprazine→eltrombopag)。
Novartis社の補体B因子阻害薬FabhaltaがC3糸球体症に効いたPh3試験論文報告
 ・ 誤解を訂正しました(今夏7月に米国で承認、、、→今春3月に米国で承認、、、)
抗IgE抗体がずっと作られるようにするワクチンを開発
 ・ 関連ニュースを追加しました。

Dyax社 冠動脈バイパス・グラフト術時の心肺バイパス患者を対象にしたDX-88の第1/2相試験結果を発表

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2004-01-07 | コメント

2003年12月26日、Dyax Corp社は冠動脈バイパス・グラフト術時の心肺バイパスをうけている患者を対象にしたDX-88の第1/2相臨床試験で良好な結果が得られたと発表しました。


第1/2相試験には、術中・術後合併症のリスクが低い患者42人が酸化しました。二重盲検で42人のうち31人にはDX-88を投与し、残り11人にはプラセボを投与しました。試験の結果、用量依存的な薬力学が認められ、安全性も確認されました。

また、DX-88はプラセボと比較して輸血の必要性をおよそ50%抑制しました。

DX-88はファージ・ディスプレイ法で見つかった小タンパク質で、human plasma kallikreinを選択的に阻害します。kallikreinは炎症反応を引き起こす主要なタンパク質と考えられています。

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