第一三共とEli Lilly 抗血小板薬・プラスグレルをFDA承認申請した
- 2008-01-05 -
2008年1月4日、第一三共(Daiichi Sankyo Company)とEli Lilly and Company(イーライリリー)は、抗血小板剤・prasugrel(プラスグレル)をアメリカFDAに昨年12月26日に承認申請したと発表しました。承認されたら、プラスグレルの商品名はEffientとなる予定です。 (2 段落, 252 文字)
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プラスグレルは作用のオンセットが早いので救急患者に適しているような先入観がありますが、血小板凝集阻害作用が強力な分、作用のオフセットが遅いというデメリットもあります。TRITON試験はPCIをやることが決まっている患者だけを対象としていましたが、予定を変更してCABGを受けた患者(全体の1%)の1割以上がCABG関連大出血を起こしました。現実の医療ではもっと多くの患者がCABGを受けもっと高い確率で大出血するでしょう。TRITON試験のデータだけを見て判断してはいけないと思います。
http://www.biotoday.com/view.cfm?n=23097
有効性も示せているのですんなり承認される可能性はあると思いますが、最近のFDAは有害事象にとても厳しいので私はすんなり承認される可能性は低いと感じました。
k8aroさんや他の方が上記の試験結果やプラスグレルの承認までの道のりをどのように考えているかを知りたいです。
よろしくお願いいたします。