両足の温度差をチェックすることで糖尿病患者の足の潰瘍を防げる
- 2008-01-18 - 潰瘍のリスクが高い糖尿病患者225人が参加した18ヶ月間の無作為化試験の結果、足の6つのポイントの温度をサーモメーターで糖尿病患者が定期的に自己測定し、右と左の同じポイントで華氏4度を超える差があったら看護師に連絡して温度差が正常化するまで活動を控えるようにすると糖尿病性足部潰瘍を防げると分かりました。 (2 段落, 227 文字)
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ちゃんと論文を読んでいないのですが、サーモグラフィにて左右の温度差がある患者というのは、糖尿病だけでなく動脈硬化を合併していることを意味しているのではないでしょうか?
普通に考えれば糖尿病神経障害に由来する下肢の血流低下は両足性に生じるはずですので、温度差があるということは片方の足に何らかの閉塞疾患が潜んでいることを推測させるものです。
また、糖尿病の足潰瘍において、フットケアに注目するという行為そのものが足の潰瘍を防ぐ効果につながる行為であり、サーモグラフィを用いたこることがよいということではなく、フットケアに注意を払ったケアが必要であると理解すべきだと考えます。
装置は結構高価ですが、このような用途もあるのかと思いました。
さらに、血流の悪い部位なども一目瞭然で判別できるのかもしれません。