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PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

Forest社 全般性不安障害の治療で効果は同等だが有害事象はPaxilの方がLexaproより多い

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2004-03-18 | コメント

2004年3月15日、Forest Laboratories社は全般性不安障害(GAD)を対象にしたLexapro (escitalopram oxalate) とPaxil (paroxetine hydrochloride) の6ヶ月の比較試験結果をマイアミで開催されたAnxiety Disorders Association of Americaで発表したことを明らかにしました。


この結果LexaproとPaxilの有効性は同等でしたが、Paxilの方が有害事象による脱落(6.6% vs. 22.6%)と有害事象が多いという結果となりました。どちらかの治療群で20%以上おきた有害事象のうち吐き気だけがLexapro群で多くなっていました。

そのほか大部分の有害事象はPaxilの方が多いという結果になっていました。たとえば射精障害(30% vs. 15%)、無オルガズム症(26% vs. 6%)、性欲低下(23% vs. 5%)、不眠(26% vs. 15%)、頭痛(21% vs. 12%)などがPaxilで多くなっていました。

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