多くのsiRNAの抗疾患作用は免疫刺激というノイズのおかげかも

  • 2008-09-07 - インフルエンザマウスモデルの研究から、低分子干渉RNA(siRNA)の抗ウイルス活性は疾患を引き起こすウイルスを標的とする特異的作用によるのではなく免疫系刺激という非特異的な作用に主に起因していることを示した研究成果が発表されました。 (3 段落, 269 文字)
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2008-09-08 | 投稿者 : syabarangeさん
以前、確かVEGFのsiRNAで加齢黄斑変性の治療を試みている研究においても、本来のノックダウン作用によるものではなく、TLRを介した効果であるという報告がありました。
この手の実験はしっかりとしたコントロール実験をしていなければ、眉唾である可能性が低くないですね。

【清宮のコメント】ご指摘の報告は以下だと思います。

http://www.biotoday.com/view.cfm?n=6206

さらに以下のような報告もあり、

http://www.biotoday.com/view.cfm?n=28885

AMD治療を目的としたsiRNAで皮肉にもdry AMD発現リスクが高まるという懸念も浮上しています。
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