高用量ビタミンBでアルツハイマー病患者の認知低下は遅延しない
- 2008-10-15 - 葉酸・ビタミンB12・ホモシステインレベルが正常な軽度〜中等度アルツハイマー病患者が参加した無作為化試験の結果、高用量ビタミンBサプリメント(葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12)の認知機能低下遅延作用は確認されませんでした。 (2 段落, 166 文字)
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しかしなぜホモシステインを減少させても認知機能が改善できないかというと、ホモシステインが関係する未知の物質が真の危険因子であるからでしょう。
その一つとして私達はホモシステイン酸を挙げます。このホモシステイン酸はホモシステイン経路とメチオニン経路の二つで生成しますから、ホモシステインを減少しても、ホモシステイン酸は減少しません。
私達は家族性アルツハイマー病のモデルである3xTg-ADマウスの記憶障害を抗ホモシステイン酸抗体の投与で治療あるいは予防できる事を確認しました。以下にアドレスを掲示しますので、クリックして読んでみてください。
http://precedings.nature.com/documents/2301/version/2