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カフェインを1日中繰り返し摂り続けると眠気が防げると共に認知機能も改善する

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2004-05-12 | コメント

男性被験者16人を対象にした29日間の試験から、カフェインを1日中繰り返し摂り続けると、眠気が防げると共に認知機能も改善するとわかりました。


2004年5月のSleep誌に発表された研究成果です。

被験者には24時間周期ではなくて、42.85時間周期で29日間を過ごしてもらいました。この時間設定は、医師、軍、救急医療従事者などを想定しています。

研究者等は16人をランダムにカフェイン投与群とプラセボ投与群に振り分け、カフェイン投与群にはカフェイン 0.3mg/kgの錠剤を起床時とそれ以降1時間ごとに1回づつ服用してもらいました。

この結果、カフェイン服用群では認知機能で良い成績を残しました。また、カフェイン服用群はプラセボ服用群よりも眠気をより多く感じたという結果になっているものの、脳波計(EEG)で測定した無自覚の睡眠時間割合はカフェイン投与群で少なくなっていました(1.57% vs 0.32%)。

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