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Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

Novartis社とSchering社 結腸直腸癌を対象にした血管新生阻害剤・PTK/ZKの第3相試験で患者組み入れ完了

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2004-06-03 | コメント

2004年6月3日、Novartis社とSchering社は、結腸直腸がんを対象にしたPTK787/ZK 222584の2つの第3相臨床試験のうち、1つの臨床試験での患者組み入れが完了したと発表しました。


今回組み入れが終了したのはCONFIRM 1 (Colorectal Oral Novel Therapy for the Inhibition of Angiogenesis and Retarding of Metastases in First-line) という臨床試験です。この試験では未治療の結腸直腸がんを対象にしてFOLFOX-4療法(oxaliplatin/5-fluorouracil/leucovorin)+PTK/ZKの有効性と安全性をFOLFOX-4療法だけの場合と比較します。

もう1つの試験・CONFIRM 2 (Colorectal Oral Novel Therapy for the Inhibition of Angiogenesis and Retarding of Metastases in Second-line)の患者組み入れは今年の3Qに完了する予定です。この試験ではイリノテカン耐性の結腸直腸がんを対象にして、FOLFOX-4療法+PTK/ZKの生存率をFOLFOX-4療法だけの場合と比較します。

PTK/ZKは現在知られている全てのVEGF受容体チロシンキナーゼを阻害して血管新生を阻害する経口投与製剤です。

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