ハワイ産とイングランド産の線虫のアルコールへの感受性の違い
Free!イングランド産の線虫とハワイ産の線虫のアルコールへの反応を比較した結果、イングランド産の線虫はアルコールへの感受性が高く、感受性が高いのはNPR-1(neuropeptide Y NPY receptor-like protein)というタンパク質のレベルが高いためであるとわかりました。
NPR-1のレベル上昇はアルコール暴露から回復する能力を低下させます。イングランド産の線虫はアルコールを暴露すると長い間動きが低下したままでしたが、ハワイ産の線虫はアルコールによる動きの低下からすぐに回復しました。
2004年6月10日のNeuron誌に発表された研究成果です。
- Drunken Worms Reveal A Genetic Basis Of Alcohol Response / Sciencedaily
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