Novartisの抗BAFF抗体ianalumabで血小板減少性紫斑病患者が1年超無事生存
 ・ 誤記を訂正しました(eltoprazine→eltrombopag)。
Novartis社の補体B因子阻害薬FabhaltaがC3糸球体症に効いたPh3試験論文報告
 ・ 誤解を訂正しました(今夏7月に米国で承認、、、→今春3月に米国で承認、、、)
抗IgE抗体がずっと作られるようにするワクチンを開発
 ・ 関連ニュースを追加しました。

HDL(善玉)コレステロール・apolipoprotein A1とLDL(悪玉)コレステロール・apolipoprotein Bの比によって心臓発作の発現リスクを予想できる

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2004-09-02 | コメント

最初の心臓発作をおこした患者15,152人と心臓疾患ではない人14,820人を対象にした世界52カ国での調査(INTERHEART study)から、HDL(善玉)コレステロール・apolipoprotein A1とLDL(悪玉)コレステロール・apolipoprotein Bの比によって心臓発作の発現リスクを予想できるとわかりました。


European Society of Cardiologyの2004年年次総会で発表された研究成果です。

apolipoprotein Bとapolipoprotein A1の比が1:2である人は心臓発作を起こすリスクが低く、1:1以上である人は心臓発作をおこすリスクが高いという結果となりました。

現在のコレステロールテストは12時間絶食する必要がありますが、apo B/apo A1比を測定するテストは絶食せずともいつでも実施可能です。

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