肥満に関わる受容体・MC4Rの常時活動はMC4R遺伝子のN末端領域によって維持されている
Free!Gタンパク質共役受容体・melanocortin-4 receptor (MC4R) は長期間のエネルギーバランスにおいて必須の役割を担っています。肥満の遺伝的原因の多くはMC4R遺伝子変異に起因します。
MC4R受容体遺伝子の解析により、MC4R受容体の常時活動はMC4R遺伝子のN末端領域によって維持されており、MC4R受容体の常時活動は人のエネルギー恒常性に必要であると考えられました。
2004年10月のJ Clin Invest誌に発表された研究成果です。
- Scientists identify new cause of obesity / Press Release
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