胃酸分泌抑制剤を使っている人は肺炎になりやすい
Free!1995年1月から2002年12月までにオランダのIntegrated Primary Care Informationデータベースに登録され、1年以上胃酸分泌抑制剤を使用していた364,683人を対象にした疫学調査で、胃酸分泌抑制剤を使っている人は肺炎になりやすいという結果となりました。
2004年10月27日のJAMA誌に発表された研究成果です。
調査時点でプロトンポンプ阻害剤(PPI)またはH2ブロッカーを使用していた人は、PPIまたはH2ブロッカー服用を止めた人に比べてそれぞれ1.89、1.63倍肺炎になりやすいという結果となりました。
服用期間が長い人ほど肺炎になるリスクも高くなる傾向がありました。
2019-10-10|肺炎
+ 塩野義製薬 院内肺炎のcefiderocol治療のPh3試験目標達成
2019-10-03|肺炎
+ 成人の市中肺炎(CAP)診断/治療方針を米学会が改訂
2019-09-30|肺炎
+ 市中肺炎の新規経口抗生剤lefamulin治療はmoxifloxacinに劣らず/Ph3試験
2018-04-06|肺炎
+ IP6K1の阻害剤は好中球による組織損傷を防ぎつつ殺菌作用を改善する
2017-10-22|肺炎
+ 友好共生菌の有毒化と攻撃性極まる菌を封じる抗原2種で肺炎をほぼ完全に抑制
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。