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Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

胃酸分泌抑制剤を使っている人は肺炎になりやすい

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2004-10-27 | コメント

1995年1月から2002年12月までにオランダのIntegrated Primary Care Informationデータベースに登録され、1年以上胃酸分泌抑制剤を使用していた364,683人を対象にした疫学調査で、胃酸分泌抑制剤を使っている人は肺炎になりやすいという結果となりました。


2004年10月27日のJAMA誌に発表された研究成果です。

調査時点でプロトンポンプ阻害剤(PPI)またはH2ブロッカーを使用していた人は、PPIまたはH2ブロッカー服用を止めた人に比べてそれぞれ1.89、1.63倍肺炎になりやすいという結果となりました。

服用期間が長い人ほど肺炎になるリスクも高くなる傾向がありました。

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