Biomira社とMerck KGaA社 非小細胞肺癌患者を対象にした癌ワクチン・L-BLP 25の第2相試験結果を発表
Free!2004年11月1日、Biomira社とMerck KGaA社はステージVまたはWの非小細胞肺癌(NSCLC)患者171人を対象にした癌ワクチン・BLP 25 Liposome vaccine (L-BLP 25) の第2相試験結果をEUROPEAN SOCIETY FOR MEDICAL ONCOLOGYの学会で発表しました。
試験の結果、標準的な治療法だけを受けた場合に比べて、標準的な治療法にL-BLP 25を併用すると生存期間が4.4ヶ月延長しました。
来年には第3相試験を開始する予定です。
L-BLP25は癌細胞に発現しているペプチド・MUC1を構成する25アミノ酸をリポソームで包んだ癌ワクチンです。リポソームで包むとMUC1が免疫細胞により認識されやすくなり、免疫細胞に効果的にMUC1を届けることができると考えられています。
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