NSAIDやCOX-2阻害剤の疼痛緩和効果はプラセボに毛が生えた程度
Free!これまでに発表された臨床試験23件をメタ解析したところ「膝の変形性関節症患者の痛みを緩和するNSAIDやCOX-2阻害剤の効果は極短期間しか持続せず、しかもその効果はプラセボを僅かに上回る程度でしかない」という結果となりました。
2004年11月23日のBMJ誌に発表された研究成果です。
重篤な有害事象があることから、NSAIDやCOX-2阻害剤の使用は制限されるべきと研究者等は主張しています。
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