P&G社 女性用性欲亢進製剤・Intrinsaの承認には追加の安全性試験が必要/FDA諮問委員会
Free!2004年12月2日にアメリカFDAの諮問機関は、Procter & Gamble社の女性の性的興奮の障害を治療するテストステロンパッチ製剤を承認するには長期間の臨床試験を実施して安全性を確認する必要があるという見解を発表しました。すなわち承認すべきでないという結論に達したわけです。
P&G社はテストステロンパッチ製剤・IntrinsaをWatson Pharmaceuticals社と共同開発してきました。性欲が低い女性およそ1000人を対象にした試験でIntrinsaはプラセボパッチに比べて1回多く性的満足を感じれるという結果が得られています。
P&G社のほかに、Vivus社がテストステロンスプレー製剤、Biosante Pharmaceuticals社がテストステロンゲル製剤・LibiGelを女性の性的興奮の障害治療薬として開発しています。
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