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Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

ペルマックスは血漿中の抗酸化酵素の活動を亢進させる

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2004-12-20 | コメント

L-Dopa単剤服用パーキンソン病(PD)患者16人、L-Dopaにペルゴリドを併用しているPD患者16人、コントロール16人を対象にした調査で、L-Dopaにペルゴリドを併用すると血中の抗酸化酵素の活性が上昇するという結果が得られました。


2004年9-10月のClin Neuropharmacol誌に発表された研究成果です。

L-Dopaにペルゴリドを併用すると抗酸化作用を有するカタラーゼの酵素活性が上昇していました。またL-Dopaとペルゴリドを服用している患者は、L-Dopa単剤の患者に比べて、グルタチオンのレベルが有意に上昇していました。グルタチオンにはフリーラジカルや毒性代謝物等に対する体の防御機能を高める作用があります。

この結果から、L-Dopa+ペルゴリドの併用は、PD患者の抗酸化作用を維持する利点があると考えられました。

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