Eli Lilly社と三共 新規血小板凝集阻害剤・prasugrel (CS-747, LY640315) の3つの第1相試験結果を発表
Free!2005年3月9日、Eli Lilly社と三共は新規血小板凝集阻害剤・prasugrel (CS-747, LY640315) の3つの第1相試験結果を発表しました。試験の結果、prasugrelには、プラセボや市販されている血小板凝集阻害剤スタンダード・clopidogrel (Plavix) に比べてより安定した血小板凝集阻害作用があることが証明されました。
現在、経皮冠動脈インターベンション(PCI)を受ける急性冠症候群患者13,000人を対象にしてprasugrel vs clopidogrelの第3相試験が進行中です。この試験(TRITON-TIMI 38)では、PCI治療後の心臓発作、脳卒中、死亡を防ぐ作用がprasugrelにあるかどうかを検討しています。
3つの第1相試験の結果はプレスリリースをご覧ください。2つは健常男性が対象で、1つは動脈硬化患者を対象にして実施されています。
- + ホームページ
2019-09-02|急性冠症候群
+ 急性冠症候群(ACS)抗血小板薬治療の直接比較試験でprasugrelがticagrelorに勝利
2018-10-01|急性冠症候群
+ やがて完全消滅する血管支持装置Absorbの最適化留置法がわりとうまくいった
2018-08-29|急性冠症候群
+ 心筋梗塞の診断に使われるトロポニン濃度基準を疑問視する試験結果が得られた
2018-08-26|急性冠症候群
+ 急性冠症候群の外科治療は撓骨動脈を介するべき
2018-07-25|急性冠症候群
+ 急性冠症候群後のうつ病のSSRI薬・エスシタロプラム治療で心筋梗塞が減少
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。