アメリカ都市部においてはゴキブリ由来のアレルゲンが喘息症状悪化の主要な原因となっている
Free!アメリカ都市部に住む5-11歳の喘息児童937人を対象にした試験(Inner City Asthma Study)の結果、アメリカ都市部においてはゴキブリ由来のアレルゲンが喘息症状悪化の主要な原因となっていると分かりました。
シカゴ、ニューヨーク、ブロンクスの多くの家ではゴキブリアレルゲンレベルが2U/g以上あり、ダラス、シアトルの多くの家ではダニアレルゲンが2 mug/g以上ありました。
これらのアレルゲンレベルは家のタイプにも影響をうけており、高層アパートではアレルゲンレベルが高く、ダニアレルゲンは一戸建ての家に多くなっていました。
ゴキブリアレルゲンに暴露し、かつ感受性がある児童は、症状を発現回数、睡眠が障害される回数、学校を休む日数がより多くなっていました。
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