心臓手術患者の輸血をより制限する方針と主要転帰悪化は関連せず
- 2015-03-12 - ヘモグロビン濃度9 g/dL未満の非緊急心臓手術患者が参加した無作為化試験(TITRe2試験)の結果、輸血を要するヘモグロビン濃度を9 g/dL未満と設定した場合と7.5 g/dL未満と設定した場合の重症感染症(敗血症と創傷感染)や虚血イベント(脳卒中、心筋梗塞、腸梗塞、急性腎障害)発現率に差はありませんでしたが、輸血をより制限する後者の方が死亡率がより高いことが示されました(2.6% vs 4.2%、P=0.045)。 (2 段落, 310 文字)
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