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父親が早死にした子供の血圧は高い

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2005-05-04 | コメント

平均年齢およそ52歳の1047人を対象にした7年間の追跡調査の結果、65歳未満で死亡した父を親に持つ人には高血圧が多く、また年を経る毎に血圧が顕著に増加するとわかりました。


フランスINSERMの研究者等がAmerican Heart Association's 45th Annual Conference on Cardiovascular Disease Epidemiology and Preventionで発表した研究成果です。

調査開始時点で、65歳未満で死んだ父を親に持つ人で血圧が高かった割合は35%でした。65-80歳で死んだ父親の子供では28%、80歳まで長生きした父親の子供では20%でした。

7年後再度血圧を測ってみたところ、65歳未満、65-80歳、80歳以上で亡くなった父親の子供の収縮期血圧は調査開始時に比べてそれぞれ5.3、3.8、1.6mmHG上昇していました。一方拡張期血圧の上昇と父親の死亡年齢に関連はありませんでした。

また試験開始時には血圧が高くなった人も7年後には多くが高血圧を発現しましたが、その割合は父親の死亡年齢に反比例して低くなっていきました。

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