避妊薬はテストステロンレベルを抑制して性欲を低下させるかもしれない
Free!性機能障害で病院受診した女性125人を対象にした1年間の調査で、経口避妊薬使用女性は非使用女性に比べて血中の性ホルモン結合グロブリン(SHBG)レベルが7倍高いという結果となりました。
避妊薬によるSHBGレベル上昇は、避妊薬使用を止めても持続しました。すなわち永続的な作用である可能性があります。
SHBGはテストステロンに結合して、テストステロンの作用を抑制します。テストステロンレベルは性欲に関連していることから、避妊薬は性欲を低下させる恐れがあると考えられました。
ボストン大学のIrwin Goldstein等がAmerican Association of Clinical Endocrinologistsの会議で発表した研究成果です。
- Can taking the pill dull a woman's desire forever? / NewScientist
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