電気を生み出す芽胞形成性のバクテリアが見つかった
Free!微生物を用いて水中汚染物質を取り除く方法を探していた微生物学者が、汚染物質を分解するバクテリアの代わりに電気を生み出すバクテリアを発見しました。
電気を生み出すバクテリアはデスルフォトマクルムに属します。
これまでにも電気を生み出すバクテリアは見つかっていますが、デスルフォトマクルムの特筆すべき特徴の一つは芽胞形成性であることです。
芽胞形成は休眠状態を示し、この状態は熱、放射線、乾燥に対して高度に耐性を有します。電子機器のバッテリーにバクテリアを使用するに際しては、苛酷な環境でも生き抜くことができる芽胞形成性は非常に好ましいと考えられます。
このバクテリアの研究成果は、Medical University of South CarolinaのCharles Milliken等がAmerican Society for Microbiologyの105th General Meetingで発表しました。
- Pollution-eating bacteria produce electricity / EurekAlert
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