Abbott社は HUMIRA (adalimumab) に乾癬性関節炎患者の症状とQOLを改善する作用があることを示す臨床試験(ADEPT試験)成績を発表
Free!2005年6月10日プレスリリース:Abbott社は、HUMIRA (adalimumab) に乾癬性関節炎患者の症状とQOLを改善する作用があることを示す臨床試験(ADEPT試験)成績をEuropean League Against Rheumatism (EULAR) の年次総会で発表しました。
24週間の治療で、Humiraが投与された42%の患者で皮膚症状が90%以上改善しました。一方プラセボで症状が改善した患者はいませんでした。また、Humira投与で関節や骨の損傷悪化が認められた患者は僅かに9%だったのに対し、プラセボでは28.9%が悪化しました。
30ポイントからなる皮膚科のQOL評価尺度では、HUMIRA服用患者では平均6.1ポイント改善したのに対し、プラセボ服用患者での改善スコアは僅かに0.7ポイントでした。
また、患者の活力を評価する52ポイントのスケールでは、HUMIRA服用患者は平均7.1ポイント改善したのに対し、プラセボでの平均改善数は僅かに0.1ポイントでした。
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