オンコセラピー・サイエンス社 癌特異的タンパクを標的とした天然物化合物のスクリーニングでニムラ・ジェネティック・ソリューションズ社と提携
Free!2005年6月27日、オンコセラピー・サイエンス(OTS)社は、OTS が所有する癌特異的タンパクを標的分子とした天然物化合物のスクリーニングとそれに関連した研究でニムラ・ジェネティック・ソリューションズ(NGS)社と提携したと発表しました。
OTS社はほぼ全ての癌を対象とした網羅的な遺伝子発現解析を実施して多くの癌治療薬開発に適した標的分子を同定しました。
NGS社は国立マレーシア森林研究所と共同で、マレーシア等の熱帯雨林に生息する固有種を含む多様な生物を分離し、新薬などの開発に結びつくリード化合物を探索するとともに、生物資源コレクションを構築しています。また、日本で蓄積されてきた微生物探索、新薬開発のノウハウを熱帯アジアの生物資源に結びつけ、発見した新規有用化合物を製薬企業等に供給するビジネスインフラを構築しています。
更にNGS社は独自の探索方法として、微生物のゲノム情報に基づき、新規生理活性物質生産菌をはじめとする有用菌株を効率的に探索する新しい手法も構築しています。
今後、OTS社が同定した癌遺伝子翻訳産生物の機能若しくは相互作用を阻害するような物質を、NGS社が保有する生物資源コレクションの中からスクリーニングし、、癌治療薬の候補物質を同定していきます。
- 癌遺伝子翻訳産生物を標的分子とした天然物のスクリーニング等に関する共同研究契約締結について / Press Release
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