GSKのNucalaが慢性閉塞性肺疾患悪化をプラセボ比で21%減らしたPh3試験報告
 ・ Nucalaの承認申請の状況を短く追記しました。
Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

パーキンソン病患者の病的賭博と治療の関係

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2005-07-13 | コメント

治療過程において、それまで賭博など全くしなかったのに急に賭博にのめりこんでしまうという病的賭博を発現するパーキンソン病患者がいます。


通常診療で同定した病的賭博を呈するパーキンソン病患者11人について、病的賭博と薬剤の関係を考察した報告がArch Neurol誌に発表されています。

この報告によると、臨床用量のドパミンアゴニストの投与で病的賭博が発現していました。投与開始3ヶ月以内または用量を増量中に発現していました。

また、11人中9人はD3受容体を刺激するプラミペキソールを服用していました。これまでに発表された報告でも、17人中10人(68%)がプラミペキソールを服用していました。このことから、D3受容体刺激が病的賭博に関連しているのではないかと考えられました。

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