炎症悪化に応じて薬剤を放出しうるヒドロゲルの有用性を関節炎マウスで確認
- 2018-04-07 - 両親媒性低分子・モノステアリン酸トリグリセロール(TG-18)を水に溶かして55-60℃に熱して冷ますことで勝手に形成される内側が疎水性の層状構造ゲルは炎症悪化(酵素の過剰発現)に応じて分解して薬剤を放つ基地として利用可能であり、試しにステロイド・トリアムシノロンアセトニドをその疎水性部分に混ぜ込んで作ったTG-18ゲルを炎症性関節炎を模すマウスに注射したところ炎症がほぼ完全に解消して関節炎が緩和しました。 (3 段落, 363 文字)
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