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Schering AG社 2005年通年の営業利益率予想を上方修正

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2005-07-23 | コメント

2005年7月22日、Schering AG社は2Qの決算が予想以上に良好であったことを受けて、2005年通年の営業利益率予想を上方修正しました。


製造量で世界No.1の経口避妊薬製造会社であるSchering社の2Qの純利益は前年比23%増の3億2000万ユーロでした。

2005年前半6ヶ月の決算を受けて、Schering社は2005年通年の営業利益率を16.5-17%に引き上げました。

経口避妊薬・Yasminの売り上げは25%上昇して1億2900万ユーロ、多発性硬化症治療薬・Betaseronの売り上げは14%上昇して2億2300万ユーロでした。Yasminは今年初めに世界第一位の経口避妊薬となり、マーケットシェア30%を達成しました。現在もシェアを拡大しています。

経費削減が功を奏して、Schering社の営業利益は上昇しました。しかしパイプラインが細く、今後大きな売り上げが期待できる化合物がありません。

特にNovartis社と共同開発している結腸直腸がん治療薬候補・PTK/ZKの開発の遅れによって株価は低迷しています。

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