新生児の高脂肪食はてんかんによる神経細胞の死滅を阻止する
Free!てんかんによる興奮毒性をうけても幼児の神経細胞が死なないのは「ミトコンドリア自身が保有するuncoupling protein (UCP2)というタンパク質が、ミトコンドリアによる活性酸素の放出を防いでいるからである」という研究成果がカリフォルニア大学アーバイン校の研究者等によって2003年2月28日のAnnals of Neurology誌オンラインバージョンに発表されました。
てんかんはおよそ1%が罹患するとされます。
高脂肪食によってUCP2の量は増します。したがっててんかんの影響を防ぐには子供のうちに高脂肪食をたくさんとっておいた方がよいといえます。すなわち母乳を飲むべきです。
高脂肪食がUCP2量の増加に効果があるのは幼少の頃のみで大人になってから高脂肪食を摂ってもUCP2の量は殆ど増えないとされます。
今後はUCP2量の活動を活発にする治療法がてんかんの新たな治療法になる可能性があります。
△Mitochondrial uncoupling protein-2 protects the immature brain from excitotoxic neuronal death. Annals of Neurology
Forthcoming Articles Published Online: 28 Feb 2003
△High-fat Diet Protects Newborn Brain From Seizure Damage, Study Suggests
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