脳の視床下部AgRP神経細胞のDNAメチル化が減ったマウスは自発的な運動を怠る
Free!DNAメチル化酵素Dnmt3a除去により脳視床下部の摂食調節AgRP神経細胞のDNAメチル化が減ったマウスは自発的な運動を怠るようになることが示されました。
マウスは活動期である夜間に回し車を通常6 Km走りますが、Dnmt3a欠損マウスはその半分しか走りませんでした。
運動能力が衰えて走る距離が短くなるわけではなく、どうやら意欲欠如がそうさせるようです。
AgRP神経細胞のDNAメチル化は自発的な運動を調節する役割があると分かったと著者は言っています。
- Scientists create 'epigenetic couch potato' mouse / Eurekalert
- Early Epigenetic Changes Regulate Voluntary Exercise in Mice: Study / TheScientist
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