早発性精神分裂病にかかわる遺伝子の発見・PRODH2/DGCR6
Free!精神分裂病は20代に発病することが多い病気ですが、中には13歳までに発病する早発性の精神分裂病があります。この早発性の精神分裂病に罹患した43人の遺伝子を調べた結果、第22染色体の11領域(22q11)にあるPRODH2/DGCR6という領域に共通して変異があるとわかりました。
この結果はニューヨークにあるロックフェラー大学の研究者等によって、 2002年3月19日の「Proc. Natl. Acad. Sci. USA」誌 に発表されました。
△Genetic variation at the 22q11 PRODH2/DGCR6 locus presents an unusual pattern and increases susceptibility to Schizophrenia. Proc. Natl. Acad. Sci. USA, Vol. 99, Issue 6, 3717-3722, March 19, 2002
http://www.pnas.org/cgi/content/abstract/99/6/3717
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