自宅で過ごすイタリア人6000人が夜の光害を調べる実験に協力
Free!Natureのニュースによると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)惨禍を受けて自宅で過ごすイタリア人6000人が3月23日から25日までの4日間毎晩アパートのバルコニーに待機して夜間の光害を調べる市民総掛かり実験に参加しました。
多くの国と同様にイタリアでも夜はより明るくなっており、そういう光の害は天文学者の宇宙研究を妨げ、環境・経済・人の健康を蝕んでいます。たとえば人の健康の例を上げるなら夜間の光は免疫系を害する恐れがあります。
実験に参加した6000人は部屋の明かりを消して試験用のスマートフォンアプリを立ち上げて待機し、合図があったら窓から見える主な光の源に向けてスマートフォンをかざしました。そうして光源の明るさ(ルクス)がスマートフォンのセンサーによって測定されました。
自宅で過ごすイタリア人の関心を誘って協力を呼びかけることで今回研究者は家に入る光の測定を成し遂げました。
今回の実験を通じて市民に科学的手法の経験が広まると嬉しいと研究者は言っています。
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