より強毒性のエンテロウイルスを同定〜手足口病のワクチン開発に役立ちうる
Free!主に5歳未満の乳幼児が罹る手足口病(HFMD)がベトナム北部で2015-2016年に流行した際に新たなエンテロウイルス(EV)A71 C4群が生じており、EV-A71の約9割を占めるB5群より有害であることが患者の経過調査やマウス実験で示されました。
C4群感染患者の入院率はB5感染患者より高く、C4群に感染したマウスはB5群感染に比べて麻痺がひどくて、死にやすいという結果が得られています。
EV-A71に対抗する承認抗ウイルス薬は存在せず、ワクチンの開発が必要です。
著者の所属大学・金沢大学のニュースによると、新たに発生したC4群を頼りにより最適な弱毒生ワクチンを開発できるかもしれません。
該当するデータが見つかりませんでした。
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