SanofiとGSKがCOVID-19ワクチンを共同開発〜来年後半に世に出すことを目指す
Free!Sanofiの人工DNA技術に基づく新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)スパイクタンパク質抗原とGlaxoSmithKline(GSK)のアジュバント技術を組み合わせたSARS-CoV-2感染症(COVID-19)ワクチンが開発されます。
今年後半に第1相試験を始め、来年後半には人々の手に渡るようにすることを目指して開発されます。
SanofiはCOVID-19ワクチンを米国政府組織Biomedical Advanced Research and Development Authority (BARDA) からの助成を受けて開発しています。同社は世界にワクチンが素早く行き渡るようにするために他の政府や団体からも助成を募る予定です。
ところで本当に1年でワクチンが利用可能になるのか?その道の屈指の専門家からの意見聴取によると承認には2年必要であり、両社のワクチン技術を以てしても1年で開発が完了するというのは不可能に思えるとSVB Leerinkのアナリストは言っています。
COVID-19ワクチンの第1相試験をすでに開始しているModerna社のCEO・Stephane Bancel氏はどう考えているかというと、販売に漕ぎ着けるまでには少なくとも1年か1年半ほどかかるが医療従事者等への緊急使用は早くも今秋には可能になりうるとGoldman Sachsとの先月3月20日のインタビューで答えています。
ワクチン開発会社は今まさに進行中のCOVID-19惨禍の中で暗中模索の状態だと思いますが、できない約束をしてしまうとただでさえ悪い製薬会社の評判を一層貶めかねないと製薬ニュースEndpointsのJohn Carroll氏は言っています。
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