新型コロナウイルスの培養細胞感染を防ぐラマ抗体可変領域連結体が出来た
Free!ベルギーの農場で飼われているWinterという名のラマ(現在4歳)がコロナウイルス・SARS-CoV-1/MERS-CoVスパイク蛋白質投与後に生み出した種々の重鎖のみ抗体(HCAb)可変領域(VHH)の1つが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)スパイク蛋白質受容体結合領域(RBD)に結合すると分かり、その連結体・二価VHH-72-Fcが培養細胞へのSARS-CoV-2感染を防ぎました。
研究者はヒトでの臨床試験を目指してまずはハムスターやサルでどうかを試す予定です。
VHH-72-Fcは研究の試薬としても使えると著者は言っています。
- Hoping Llamas Will Become Coronavirus Heroes / New York Times
- Antibodies from llamas could help in fight against COVID-19 / Eurekalert
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