大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

あちこちを変異させるY染色体の自分勝手な配列の発現が増えて寿命が縮むらしい

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2020-08-12 | コメント

ほうぼうに押しかけて変異を誘発しうる自分勝手な配列が雄のY染色体には満載ですが、DNAをぎゅっと凝縮しているヘテロクロマチンがそれらの自分勝手な振る舞いを許しません。

ショウジョウバエのゲノムを調べたところヘテロクロマチンは雌では老化しても維持されていたものの老化した雄では大幅に、特にY染色体で減っており、自分勝手な配列の発現も増えていました。

つづいてY染色体の数が異なるハエを調べたところ、Y染色体が多いほど短命で自分勝手な配列をより発現しました。たとえばY染色体がない雄は正常なXY染色体の雄よりだいぶ長生きしました。

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