Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)
抗生物質で心不全を治療できるかもしれない
 ・ 誤記を訂正しました(心臓発作に、、、→心臓発作後に、、、)

世界149か国のワクチン信頼度〜安全と確かに了承している日本人は僅か17%

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2020-09-13 | コメント

2015年から始まった世界149か国の調査の2019年までの結果によるとワクチンへの期待は国によって大きく異なり、日本はどうかというと謂われ無き心配のせいで政府がヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン推奨を2013年に控えたことが恐らく災いしてワクチンを確かに安全と了承しているのは僅か17%のみです。

日本とは対照的にウガンダは87%、米国も半数を超える61%がワクチンは確かに安全と了承していました。

ワクチンは有効と確かに了承している割合も小児にワクチンは重要と確かに了承している割合も日本は世界で最下位レベルになっています。

ワクチンをより信頼してもらうようにするには試験が被験者を気遣って実施されていることをもっと説明する必要があると今回の研究を率いたLondon School of Hygiene and Tropical MedicineのHeidi Larson氏は英紙Guardianに話しています。

たとえば最近AstraZeneca(アストラゼネカ)の新型コロナウイルス感染(COVID-19)予防ワクチンAZD1222(ChAdOx1 nCoV-19)が英国の被験者1人の有害事象を受けて中断されたことは悪いことではなく大変好ましいことです。科学者や企業が安全性を最優先していることが示せたからです。

安全性懸念を受けての試験中断は至極当然のことで、科学や医学的見地からすれば害を被った被験者の病状を気遣う説明はいりません。しかし世間の観点からすると、その被験者を気遣い、回復を願っていることを示す必要があり、そうすることでCOVID-19ワクチンの安全性への人々の信頼を勝ち得ることができるとLarson氏は示唆しています。

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