Applied社のガラクトース血症薬のPh3失敗〜しかし承認申請を目指す
 ・ Ph3試験の名称の誤解を訂正しました(AT-007→ACTION-Galactosemia Kids)
Aldeyra社の嫌な予感通り米国FDAがドライアイ薬reproxalapを承認せず
 ・ 誤記を訂正しました(来月注→来月中)
Gamida Cell社の血液癌治療臍帯血製品Omidubicelを米国FDAが承認
 ・ 抜けていた製品名Omisirgeを追記しました。

ヒト遺伝子5つIFNAR2, TYK2, OAS1, DPP9, CCR2の変化と重度COVID-19が関連

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2020-12-16 | コメント

抗ウイルス免疫や肺炎症に与するヒト遺伝子5つ・IFNAR2, TYK2, OAS1, DPP9, CCR2の変化と重度の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の関連が示されました。

インターフェロンを受け取る受容体を作るIFNAR2発現低下が認められたことからその底上げは重症患者に有効かもしれませんが、残念ながら入院患者へのインターフェロン投与の試験(NEJM. December 2, 2020)では死亡率低下は認められていません。

TYK2やCCR2の発現上昇と重度COVID-19が恐らく関連するようで、TYK2を阻害するEli Lilly/IncyteのJAK阻害剤Olumiant(オルミエント;Baricitinib、バリシチニブ)の試験(NEJM December 11, 2020)で有望なことにCOVID-19入院患者回復促進効果が認められています。ただし、どういうわけかNovartisのJAK阻害剤ruxolitinib(ルクソリチニブ)の第3相試験ではCOVID-19入院患者の重体や死亡の抑制効果は認められませんでした(プレスリリース)。

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